重賞(グレード)レースとは
目次
競艇(ボートレース)などの公営ギャンブルにはいろいろな種類のレースがあります。
その中でも「重賞レース」という、特に高額の賞金を懸けて行われるレースがあり、かなりの盛り上がりを見せてくれます。
単純に高額な賞金というだけではなく、レースの出走する選手もA1級選手ばかりなので、普段のレースよりも白熱するのが特徴です。
今回は、そんな「重賞レース」についてお話ししていきます。
→優良予想サイト一覧へ競艇(ボートレース)のレースの種類
競艇(ボートレース)のレースは、以下の順番でグレード付けされています。
- SG(スペシャルグレード)
- PG1(プレミアムG1)
- G1
- G2
- G3
- 企業杯
- 一般戦
- ボートレースクラシック(総理大臣杯):3月開催
- ボートレースオールスター(笹川賞):5月開催
- グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦):6月開催
- オーシャンカップ:7月開催
- ボートレースメモリアル(モーターボート記念):8月開催
- ボートレースダービー(全日本選手権):10月開催
- チャレンジカップ:11月開催
- グランプリ(賞金王決定戦):12月開催
上記のように、SGは年間で8戦実施されています。
その中でも、12月に実施されているグランプリは、優勝賞金1億円と最も高額のBIGレースとなっています。
開催される競艇(ボートレース)場は立候補制となっており、毎年違うのが特徴です。
SGの売上はどのくらい?
競艇(ボートレース)では1日に莫大な額のお金が動きますが、SGではさらに大きな額のお金が動きます。
ここで例として、2018年に開催されたSGの売上についてみていきましょう。
ボートレースクラシック
- 開催場所:浜名湖競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:井口佳典
1日目 | 13億0545万3200円 |
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2日目 | 13億3066万9100円 |
3日目 | 15億0937万8900円 |
4日目 | 11億1919万7600円 |
5日目 | 14億6996万1800円 |
6日目 | 26億4524万6600円 |
総売上 | 93億7990万7200円 |
ボートレースオールスター
- 開催場所:尼崎競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:中島考平
1日目 | 12億7745万1100円 |
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2日目 | 10億9450万5900円 |
3日目 | 11億8296万3800円 |
4日目 | 12億0045万7200円 |
5日目 | 16億9892万8900円 |
6日目 | 24億4632万0600円 |
総売上 | 89億62万7500円 |
グランドチャンピオン
- 開催場所:徳山競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:白井英治
1日目 | 13億4387万8200円 |
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2日目 | 12億6598万2200円 |
3日目 | 12億0036万5400円 |
4日目 | 11億5105万7800円 |
5日目 | 17億1307万1200円 |
6日目 | 25億3087万5700円 |
総売上 | 92億523万0500円 |
オーシャンカップ
- 開催場所:若松競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:毒島誠
1日目 | 15億3462万2600円 |
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2日目 | 14億2120万7600円 |
3日目 | 13億7907万0000円 |
4日目 | 15億8967万4800円 |
5日目 | 20億5635万1800円 |
6日目 | 28億3445万7900円 |
総売上 | 108億1538万4700円 |
ボートレースメモリアル
- 開催場所:丸亀競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:毒島誠
1日目 | 15億6171万2600円 |
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2日目 | 15億3809万0400円 |
3日目 | 14億3437万6200円 |
4日目 | 19億5794万9800円 |
5日目 | 24億3568万8800円 |
6日目 | 25億1228万7000円 |
総売上 | 114億4010万4800円 |
ボートレースダービー
- 開催場所:蒲郡競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:守田俊介
1日目 | 17億7772万2300円 |
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2日目 | 15億9195万5900円 |
3日目 | 16億9145万1400円 |
4日目 | 16億5620万4200円 |
5日目 | 21億5435万6000円 |
6日目 | 29億5999万0100円 |
総売上 | 118億3167万9900円 |
チャレンジカップ
- 開催場所:芦屋競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:馬場貴也
1日目 | 14億0949万9000円 |
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2日目 | 12億3033万6100円 |
3日目 | 13億8654万0900円 |
4日目 | 15億8606万2700円 |
5日目 | 17億5071万2900円 |
6日目 | 26億7397万4300円 |
総売上 | 100億3712万5900円 |
グランプリ
- 開催場所:住之江競艇(ボートレース)場
- 優勝選手:峰竜太
1日目 | 17億8038万7700円 |
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2日目 | 18億3482万8300円 |
3日目 | 20億1597万3200円 |
4日目 | 22億8667万5700円 |
5日目 | 29億5648万5900円 |
6日目 | 60億8999万3500円 |
総売上 | 169億6434万4300円 |
このように1日で何十億円という、とんでもない金額のお金が動いています。
SG以外の重賞(グレード)レース
PG1の種類
PG1に以下の種類です。
- マスターズチャンピオンシップ(名人戦):4月開催
- レディースチャンピオンシップ(女子王座決定戦):8月開催
- ヤングダービー:9月開催
- バトルチャンピオントーナメント:11月下旬~12月下旬開催
- クィーンズクライマックス(賞金女王決定戦):12月開催
PG1の舟券は全国販売を行い、SGに準ずる規定の中で全国からトップクラスの選手が集まります。ヤングダービーは30歳以下の若手選手、クィーンズクライマックスでは女性選手限定などという条件付きのレースもあります。
G1の種類
次にG1の種類です。
- 周年記念競走:各レース場ごとに年1回開催
- ダイヤモンドカップ競走:随時開催
- 高松宮記念特別競走:10月にボートレース住之江競艇(ボートレース)場で開催
- 地区選手権競走:2月に地区ごとのボートレース場で開催
G1は特定の地区で開催されるレースが多いのが特徴です。
G2の種類
続いてG2の種類をご紹介します。
- レディースオールスター競走:毎年2月下旬開催
- 全国ボートレース甲子園:毎年7月開催
- モーターボート誕生祭競走:大村競艇(ボートレース)場で開催
- 秩父宮妃記念杯競走:びわこ競艇(ボートレース)場で開催
- モーターボート大賞競走:随時開催
G2は上記のように5競走で年間9実施されています。
G3の種類
最後にG3の種類を見ていきましょう。
- オールレディース競走:随時開催
- マスターズリーグ競走:随時開催、45歳以上限定
- 企業杯競走:各場ごとに年1開催
- イースタンヤング・ウェスタンヤング(ヤングダービートライアル)
以上です。
グレードによって賞金や盛り上がりがガラッとと変わるので、賞金が高く、盛り上がるレースを楽しみたいのならばSGやPG1を狙っていましょう。
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