難病を乗り越え競艇選手へ競艇選手倉持莉々のプロフィールや成績まとめ

難病を乗り越え競艇選手へ　競艇選手倉持莉々のプロフィールや成績まとめ

競艇の倉持莉々選手をご存じですか？

現在は競艇選手ですが、高校時代には水球日本代表に選ばれる程の水球選手でした。

ですが、幼い頃からの夢だった競艇選手になるため水球から転向するわけですが、競艇の養成学校に入学する直前に難病にかかってしまうのです。

そんな悪夢のような状況を乗り越えて、彼女は現在競艇選手として活躍しています。

今回は、そんな倉持莉々選手のプロフィールや成績などについて調べていきたいと思います。

倉持莉々選手は、茨城県出身の東京支部に所属する現役のボートレーサーです。

元々は、水球をしていた兄の影響を受けて小学5年生から水球をしていました。

そこからメキメキと頭角を現し、中学時代には全国制覇を果たしてそのままスポーツ推薦で水球の名門校に進学、高校2年生の時には「ポセイドンジャパン」と言われる水球の女子日本代表にまで選出されました。

ストレートに考えればそのまま水球の道に突き進みそうなものですが、彼女は競艇選手を目指す道を選ぶのです。

競艇選手を目指したきっかけは、競艇が大好きな父親の影響だったようです。

何でも、幼い頃から父親に「お前は将来ボートレーサーになるんだ！」と言われ続けていたんだとか笑

それだけではなく、父親に競艇場に連れられて行った時に見た選手の姿やレースの迫力に魅了されたこともあり、この時から競艇選手を目指すことを決めていたそうです。

その後、倉持莉々選手は競艇の養成学校の試験を受験して、何と見事に一発で合格を決めますが、入学直前にまさかの事件が起きます。

競艇の養成学校の試験に合格し、入学まであと数週間ほどといったところで倉持莉々選手はだんだんと体調を崩していきます。

そして病院で検査を受けた結果、ホジキンリンパ腫という日本人にはとても珍しい悪性リンパ腫にかかっていたことが分かりました。

当然入学は取りやめて治療に専念することになりますが、闘病生活はとにかく過酷でした。

2週間に1回の抗がん剤のたびに体に激痛が走り、舌もしびれ味覚がなくなり、吐き気が襲ってきます。
そんな毎日が続くと思うと、考えただけで気が滅入りますね、、、。

ですが彼女はそんな壮絶な闘病生活の中でも挫けず、競艇選手になることを諦めることはありませんでした。

そして1年以上に渡る闘病生活を経て、病気に打ち勝った倉持莉々選手は一度合格した養成学校の試験を再度受験し、見事に合格を決め今度こそ養成学校へ入学しました。

再発の恐れがある5年も過ぎ、現在も元気にレースに出場しています。

倉持莉々選手の成績を期別成績・水神祭の順に紹介していきます。

2014年 5月24日平和島一般ミニボートピア黒石開設５周年記念 1R 初出走
2015年 9月 5日住之江 G3 Ｇ３大阪スポーツ賞第２７回アクアクイーンカップ 1R 初勝利
2017年 11月16日三国一般ヴィーナスシリーズ第１０戦　三国プリンセスカップ 12R 初優出
2018年 7月31日桐生 G1 第３２回レディースチャンピオン9R G1初出走
2018年 8月 1日桐生 G1 第３２回レディースチャンピオン4R G1初勝利

まだ優勝したことはないようですが、優出の経験はあったりG1レースでも勝利を収めているなど活躍していることが分かります。

まだまだ成長の余地はあると思うので、今後に期待ですね！