【競艇のフライングって?】予想に活かす方法やレースの影響を解説!
目次

必死に考えて予想したのに、軸のボートのフライングで必死で考えた努力が水の泡、、、
こんなこと皆さんも経験したことあるのではないでしょうか??
競艇のスタートに関する違反(スタート事故と言います)は「出遅れ・フライング」の2種類あります。
その中でも多いのが、フライング。
これを起こしてしまうとお客だけでなくレースを運営する施行者側にも迷惑がかかる場合もあるので、できる限りフライングしそうな選手は予想から外したいところ、、、
しかし、、、
「そんなのわかったら苦労しないよ!!」
と思った方はいると思います。
そんな方には朗報です!
方法はあります!
なので、今回は競艇のフライングの理解を高めつつ、競艇予想に活かす方法を解説していこうと思います!
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ちょっと特徴的。フライングスタート方式とは?

フライングについて説明する前に、競艇のスタートについて説明する必要があります!
競艇のスタートは「フライングスタート方式」が採用されています!
決められた時間(1秒)内にスタートラインを通過もしくはボートの一部分がラインにかかっていないといけないんです!
このタイムより早いとフライングに、遅いと出遅れになってしまいます。
これを頭に入れておきましょう!
ちなみに、スタートタイミングよりも0.05秒以上早いタイミングでスタートラインを通過してしまった場合を非常識なフライングという事も覚えておきましょう!
フライングによるペナルティとは?
スタートを見誤り、フライングしてしまった選手にはペナルティが科せられます。
そして、このペナルティ、、、
なかなか厳しいんです!!!
全部で4種類あります。
- フライング休み
- 賞典除外
- 事故点の加算
- 即日帰郷・即刻帰郷
それでは見ていきましょう。
フライング休み
まず、フライング休みについて説明します!
フライングをした選手が一定期間ペナルティとして、レースに参加できなくなること。
レース直後に適用というわけではなく、事前に参加が決まってるレースがある場合は全部終わってからフライング休みに入ります。
大抵の選手は家で休養したり、地元の競艇場で練習したりしてフライング休みを消化します。
その休みの期間ですが、回数によって変わってきます!!
回数 | 加算日数 | 休み期間 |
---|---|---|
1回目 | ₊30日 | 30日間 |
2回目 | ₊60日 | 90日間(30+60) |
3回目 | ₊90日 | 180日間(30+60₊90) |
4回目 | ₊180日 | 360日間(30+60₊90₊180) |
最大で1年間レースに参加できません!!
もちろん、レースをしていないので、給料は貰えません。
半年間もレースをしないとなると、級別も大きく落ち込んでしまいます。
1発でB2級に落ちるなんてこともあります。
競艇選手の階級の降格や昇格についてもう少し詳しく知りたい方はこちらから確認できます!
➡ 「競艇選手の級別(階級)について」へ
フライングは競艇選手にとって困るごと尽くしなんです。
また、フライング休みを消化せずに、級別判定期間(5月1日と11月1日)を迎えると、出走表ではF0なのに未消化のフライングがあるという状況になります。
この状態を「隠れフライング」と言うので、覚えておきましょう!
さらに、1回目のフライング事故を起こしてから100走以内に2回目のフライング事故を起こすと、日本モーターボート選手会常設訓練所にて研修する必要になります。
ホント大変です、、、
賞典除外
まずは、賞典について説明しますね!
予選レース以外の優勝戦・準優勝戦・選抜戦などの賞金が高いレースのこと。
つまり、賞典除外とは賞典レースに出場できない状態であることです。
これはかなり選手にとっては手痛いペナルティですね、、、
まず、獲得賞金が減ってしまいますよね。
一般戦より貰える賞金も数倍の差があるんだとか、、、
これはキツイです、、、
次に、階級が落ちてしまう可能性があります。
ランクの条件のなかに最低出走回数というものがあり、賞典除外によって出場するレースが減ることで、出走回数を満たせないなんてことも、、、
事故点の加算
まず、事故点について説明します!
フライング・出遅れ・妨害失格・欠場などをした選手に科せられる減点のこと。
もちろん、犯した違反によって点数も変わってきます。
犯した違反 | 点数 |
---|---|
フライング・選手責任の出遅れ | 20点(優勝戦は30点) |
妨害失格 | 15点 |
転覆・落水・欠場など選手責任の失格 | 10点 |
不良航法・待機行動違反 | 2点 |
この事故点を出走回数で割った数値が事故率といい、級別審査期間の事故率が0.7%を超えるとB2級になってしまいます!
スタートが慎重になる訳ですよね。
即日帰郷・即刻帰郷
では、まずは即日帰郷・即刻帰郷について説明します!
その日のレースが終了したら強制帰郷になり、翌日出走予定のレースも出場停止になること。
その日に次のレースが残っていても出走取消になってしまい、すぐに荷物をまとめて帰ること。
それぞれ、ペナルティを科せられる条件がありまして、、、
同じ節にフライングを2回・非常識なフライングをすると即日帰郷が科せられ、フライングに気づかずにそのままレースを続けてしまった場合は即刻帰郷が科せられます。
そうなれば、大幅な収入減や階級が下がる可能性も十分考えられますよね、、、
フライングがもたらす参加者への影響は?

もしフライングしたレースの舟券を購入していた場合、何かしらの影響はあるのでしょうか??
もちろん、影響大アリです。
大まかに以下の3つの影響が考えられます。
- フライング艇が絡む舟券は全額払い戻し
- フライング艇以外のオッズが変動
- 場合によってはレース不成立
それでは見ていきます!!
フライング艇が絡む舟券は全額払い戻し
フライングが起きた場合、フライングをしたボートが絡んでいる舟券は全額払い戻されます。
全額です。
ぜ・ん・が・く!!
通常の払戻金と同じように自動払戻機に舟券を入れることで、購入した金額と同じお金が返ってきます。
例えば、2号艇がフライングしたとすると、2号艇の単勝・複勝はもちろんのこと、2号艇が絡んでる二連単・三連単なども返還対象に、、、
そして、フライングは参加者だけではなく運営側も大ダメージなんです。
2015年12月31日、大晦日に福岡で開催されたクイーンズクライマックス優勝戦で三浦永理選手がしてしまったフライング。
その時返還された金額は、、、
なんと!10億4千万円!!
売上の81.2%もの金額!!
これはたまったもんではありませんね、、、
フライング艇以外のオッズが変動
フライングした舟券の売り上げは返還されるので、もちろんオッズも大きく変動します。
せっかく舟券が的中しても、払戻金が大きく下がっていることもあります。
これは仕方ないですよね、、、
場合によってはレース不成立
1レースでフライングしたボートが多すぎると、舟券やレース自体が不成立になってしまうことがあります。
3艇がフライングした場合は三連複が、4艇フライングしたら三連複・三連単・二連複・各連複・複勝が、5艇フライングで全ての舟券が不成立になります。
まぁ、当たり前ですね。
フライングの知識を競艇予想に活かす方法3選!
ここまで読んで頂いた方は競艇におけるフライングはどういうものなのか、理解して頂けたと思います!
しかし、これを予想に活かさないと意味がありません!!
ここではフライングの知識をどう自身の競艇予想に活かしていくかの方法をお伝えします!
方法は3つあります。
- スタート展示でフライングをする選手をチェック
- 選手の傾向を理解する
- F2の選手は選ばない
それでは見ていきましょう!
スタート展示でフライングをする選手をチェック
スタート展示の時点でフライングをしている選手は、調子が良いと推測できます!
次のレースに出場するレーサーたちが本番のレースを想定したコース取りとスタートを行うこと。
スタート展示でフライングをするのはモーターの調子が良い証拠です!
なので、本番でモーター起こす位置を少し前にする事で、簡単に調節できちゃうんです!
そのため、スタート展示でフライングをした選手は要チェックです!
選手の傾向を理解する
選手の傾向は「艇国データバンク」を使って確認しましょう!
艇国データバンクに記載されてる「今節ST」と「平均ST」を比べて今節の選手の傾向を理解しましょう!
「今節ST」が「平均ST」より遅ければフライング1本で慎重になる選手、変わらなければフライング1本は気にしない選手といえますね!
F2の選手は選ばない
競艇の出走表には「F」という記載があります。
これはフライングの事です!

右隣にある数字は回数を表しています。
上記の場合ですと「1回フライング」という意味です。
この「F」が「F2」の選手はやめましょう!!
この記事の前半でも言いましたが、
3本目のフライングは合計180日間のフライング休み。
約半年もレースに出場できないですし、選手は賞金で稼げなくなりますし、級別もB2級に落ちてしまいます。
そのため、フライング2本持ちの選手は、3本目のフライングをしないようにスタートに慎重になりやすい傾向が強いです。
まとめ:稼ぐには面倒な事もしっかり実践!
今回は競艇のフライングの理解と競艇予想に活かす方法を紹介しました。
最後に、フライングの知識を競艇予想で活かすための方法をおさらいしましょう!
- スタート展示でフライングをする選手をチェック
- 選手の傾向を理解する
- F2の選手は選ばない
以上になります!
上記の方法をやる事で勝率があがることは間違いないでしょう!
しかし、こう思った方もいるのではないでしょうか?
「ちょっとめんどくさい、、、」
確かに、ちょっと手間ですよね、、、
多少の時間がかかってしまいます、、、
そんな方は競艇予想サイトを利用してみましょう!
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