【強制的に引退!?】競艇選手(ボートレーサー)の引退について
目次

皆さん!競艇選手(ボートレーサー)には定年がないとう事はご存知でしたでしょうか?
そうなると皆さん思うことが、、、
「一生、食いっぱぐれないじゃん!」
「将来安泰だー!」
と思いますよね。
しかし、そんなことはありません!!
競艇は成績不振の場合、運営側から引退を勧められてしまいます。(引退勧告といいます。)
そうなんです。
競艇選手(ボートレーサー)はかなり厳しい職業なんです。
では、一体どんな条件に当てはまると引退勧告を受けるのか?どんな理由で引退してしまうのでしょう?
そんな今回は「競艇選手(ボートレーサー)の引退について」お伝えしていきたいと思います!
→優良予想サイト一覧へ競艇選手(ボートレーサー)の引退時期
競艇選手の引退時期については明確な記載はありません。
競艇の1年は「前期・後期」の時期でわかれています。
この時期を理解しておくことは、競艇選手の引退を知るうえで大事なんです!
- 前期:1月1日~6月30日
- 後期:7月1日~12月31日
しっかりと頭に入れておきましょう!
競艇選手(ボートレーサー)の引退の理由
ボートレーサーの引退理由は主に2種類あります。
- 個人的な理由の場合
- 引退勧告を受けてしまった場合
それでは、1つずつ確認していきましょう!
個人的な理由の場合
まず考えられるのが、年齢です。
導入部分でもお伝えしましたが、競艇選手には定年がありません。
なので、60代、70代でも現役で活躍されている選手はいます!
しかし、そこまで続けるのは結構大変なんです。。。
競艇選手は3年に1度の選手登録更新の際、健康診断を受けますが、ここで異常が見つかると引退してしまったり、、、
裸眼視力が0.5以上ないと、選手登録を抹消されてしまいます。
そのまま視力が回復せず、引退なんてことも、、、
結局、年齢には勝てなかったりするんです、、、
競艇選手の引退の平均年齢は約55歳と言われており、多くの選手が50代くらいで引退を考え始めるんだとか。
他にも、怪我で引退であったり、メンタル面での引退などと様々あります。
最近で言いますと、米井里美選手がストレスを理由に2021年5月8日に引退を発表されてましたね。
やはり、競艇選手はプレッシャーのかかる仕事であり、様々な危険と隣り合わせなので、決して簡単な職業ではありませんよね!
引退勧告を受けてしまった場合
まず、この引退勧告とは何なんでしょう?
引退勧告とは、組織側が選手に対して、強制ではない形で引退を勧めること。
競艇選手は定年がなく、毎年5月と11月には新人選手がデビューします。
そのため、古くからいる選手が引退をしなければ飽和状態が続き下の世代がなかなか育っていきません。
そこで、競艇選手たちにある基準を設け、その基準を下回る選手には引退してもらうように促す訳です。
そして、その基準の事を「選手出場あっせん保留基準第8号」、通称「8項」といいます。
この「8項」の条件を下記にまとめました。
- 4期通算勝率3.8未満の場合
- 33年経過後4期通算勝率4.8未満の場合
- 4期通算事故率0.7以上の場合
- 4期通算出走回数60走未満の場合
この条件の基、一定期間に一定以上の成績を上げられない選手は斡旋保留、事実上の引退勧告となってしまいます。
そして、自主引退する、、、といった流れです。
最近で言いますと、深尾巴恵(ふかおともえ)選手が引退勧告をギリギリ回避することに成功したニュースを見た方もいるのではないでしょうか?
因みに、この「8項」は選手登録されてから6期目迄の新人は例外的に除外されます!
流石に、1期目からこの「8項」の適用はつらいですよね、、、(笑)
選手出場あっせん保留基準第8号(8項)の条件について
先ほど、「選手出場あっせん保留基準第8号(8項)」にの条件について、お伝えしたと思います。
- 4期通算勝率3.8未満の場合
- 33年経過後4期通算勝率4.8未満の場合
- 4期通算事故率0.7以上の場合
- 4期通算出走回数60走未満の場合
では、この各条件について、もう少し深掘りしていきましょう!
4期通算勝率3.8未満の場合
ここで先ほど「競艇選手(ボートレーサー)の引退時期」で触れた、競艇の時期についての知識が活きてきます!
4期は大体2年ですね!
つまり、2年で通算勝率が3.8未満だと引退勧告という事ですね!
こちらの基準は3.0や3.5未満だった時期もあるみたいなので、色々ごちゃごちゃしてる人もいるかと思います。
この勝率の求め方は「着順点の合計」÷「出走回数」で割ります!

競走得点を見ると、4着4点・5着2点なので、4.5着にたまに、TOP3には入れればこの条件はクリアできてしまいますね。
意外と難易度が低いのでしょうか、、、
事実、年によってはこの条件は見送られていたりしてるようです。
33年経過後4期通算勝率4.8未満の場合
意外と知られていない「8項」の条件の1つです。
この条件があるため、ベテラン選手になってくるとより自身の強さを認識し維持する必要がでてきます。
先程、「多くの選手が50代くらいで引退を考え始める」といった事を書きましたが、そのように考えてしまう理由の1つでもありますね。
4期通算事故率0.7以上の場合
事故率とはフライングや選手責任の出遅れ、妨害失格・選手責任の失格などの違反行為を事故点とし、その事故点の合計を出走回数で割ったものです。

また、この事故率については他の記事でも触れているので、是非チェックしてみてください!
この事故率が1期(半年間)で0.7以上だと、なんと一気にB2級まで落とされてしまいます!
厳しいですね、、、
確かに、命に関わることなのでこのぐらいしないとっていう感じなんでしょう。
そして、この事故率が4期通算で0.7以上だと引退勧告みたいですね。
4期通算出走回数60走未満の場合
いくつになっても、競艇選手は勝率をある一定以上はキープする必要がある事はお分かりいただけたと思います!
しかし、私は思ってしまいました、、、
「だったら、早々に基準の勝率を超えてしまって、後は出走しなければ引退勧告をもらうリスクは減らせるのでは、、、」
そんなずるい人が出てこないようにするために、この「4期通算出走回数60走未満」が設けられています!
まとめ:競艇選手(ボートレーサー)と引退
ここまで、「競艇選手(ボートレーサー)の引退について」見てきました!
改めて、競艇選手が引退する理由は下記の2通り。
- 個人的な理由の場合
- 引退勧告を受けてしまった場合
そして、引退勧告を受けてしまう条件(8項)が下記の通りです。
- 4期通算勝率3.8未満の場合
- 33年経過後4期通算勝率4.8未満の場合
- 4期通算事故率0.7以上の場合
- 4期通算出走回数60走未満の場合
そして、規定違反してしまうと引退勧告という訳です。
こうしてみると、競艇選手(ボートレーサー)は常に引退という言葉のプレッシャーと隣合わせで日々レースをしている訳ですね。
やっぱり、競艇選手(ボートレーサー)は決して簡単な職業でない事が分かります!
競艇選手(ボートレーサー)になる事はホントに凄いことなんですね!!
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過酷だなあボートレーサー。一時期試験受けてたけど落ちてよかったわ。受かってたらストレスで禿げそう。まったり舟券買うくらいでいいw