【理論上では必ず稼げる!?】競艇の追い上げ戦略について

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【理論上では必ず稼げる!?】競艇の追い上げ戦略について

目次

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追い上げ」という言葉をご存じですか?

追い上げとは、ある勝負で負けた際に次の勝負の賭け金を増やしてプラス収支を狙っていくギャンブルでの戦略の一つです。

特にカジノでよく使われる戦略で、マーチンゲール法やモンテカルロ法が有名です。

こういった戦略は、理論上では必ず稼げるようにはなりますが、競艇での追い上げ戦略はあまりおすすめできません、、、

今回は、競艇における追い上げの意味や戦略の概要、なぜ競艇では追い上げがおすすめできないのかなどについて解説していきます!

競艇における追い上げとは?


冒頭でも言いましたが、追い上げとは、ある勝負で負けた際に次の勝負の賭け金を増やしてプラス収支を狙っていくギャンブルでの戦略の一つです。

競艇で言えば、1レース目で不的中だった際に、2レース目の賭け金を増やすということになります。

追い上げと一言で言っても、負けたことでヤケクソになり適当に賭け金を増やす追い上げもあれば、「このレースで不的中だった場合は、次のレースでの賭け金を2倍に増やそう」といったように、ルールを決めた規則的な追い上げもあります。

言うまでもありませんが、ヤケクソになった追い上げは当然稼げません。

計画性もないまま賭け金だけ大きくしても、プレッシャーに押しつぶされて冷静な予想ができなくなり、余計に負けが重なっていくだけです。

「なら、規則的な追い上げなら稼げるのか?」というところですが、理論上では必ず稼げるようになっています。

ですが、競艇では使いものにならないことが多いのです!

ここからは、具体的な追い上げ戦略法を競艇に当てはめた上で、なぜ追い上げが競艇では使いものにならないのかを解説していきます!

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追い上げ戦略「マーチンゲール法」


マーチンゲール法とは、ある勝負で負けた際に、次の勝負の賭け金を2倍にするという、追い上げの中では最もオーソドックスな戦略です。

勝率が50%以上で、配当が2倍以上のギャンブルであれば、理論上では必ずプラス収支になる戦略です!

賭け金の計算も簡単なので、誰でもすぐに実践しやすいことが特徴です。

賭け金を計算


マーチンゲール法を競艇に当てはめて、具体的に賭け金を計算していきます!

まず、第1レースに「10,000円」賭けて不的中だったとします。

この場合、第2レースの賭け金は第1レースの2倍になるので、「10,000円×2=20,000円」となります。

次の第2レースも不的中だったのであれば、第3レースの賭け金は第2レースの2倍になるので、「20,000円×2=40,000円」となります。

そしてここで、次の第3レースがオッズ2倍で的中したとすると、払戻金は「40,000円×2=80,000円」となります。

舟券代の合計は「10,000円+20,000円+40,000円=70,000円」なので、収支は「80,000円-70,000円=10,000円」となります。

このように、賭け金を倍々にしていくと、オッズ2倍で的中したときに必ずプラス収支になります。

マーチンゲール法を競艇で実際に使った際のシミュレーション


マーチンゲール法を競艇で実際に使った場合どうなるのかを、勝てるパターンと負けるパターンでシミュレーションしていきます!(勝てるパターンでの払戻金はオッズ2倍で計算しています。)

勝てるパターン


レース賭け金的中結果払戻金収支
第1レース10,000円不的中0円-10,000円
第2レース20,000円不的中0円-30,000円
第3レース40,000円不的中0円-70,000円
第4レース80,000円不的中0円-150,000円
第5レース160,000円的中320,000円+10,000円
第6レース10,000円不的中0円-10,000円
第7レース20,000円不的中0円-30,000円
第8レース40,000円不的中0円-70,000円
第9レース80,000円不的中0円-150,000円
第10レース160,000円不的中0円-310,000円
第11レース320,000円不的中0円-630,000円
第12レース640,000円的中1,280,000円+10,000円

このパターンでは、第5レースと第12レースで的中しているため、最終的にはプラス収支になっています。

ですが、60万円以上もレースに賭けたにもかかわらず、トータルの収支はたったの20,000円です。

しかも、もし第12レースが不的中だった場合、120万円以上のマイナス収支になってしまっています、、、

これでは、あまりにもリスクが大きすぎる割に、リターンが小さすぎるでしょう。

負けるパターン


レース賭け金的中結果払戻金収支
第1レース10,000円不的中0円-10,000円
第2レース20,000円不的中0円-30,000円
第3レース40,000円不的中0円-70,000円
第4レース80,000円不的中0円-150,000円
第5レース160,000円不的中0円-310,000円
第6レース320,000円不的中0円-630,000円
第7レース640,000円不的中0円-1,270,000円
第8レース1,280,000円不的中0円-2,550,000円
第9レース2,560,000円不的中0円-5,110,000円
第10レース5,120,000円不的中0円-10,230,000円
第11レース10,240,000円不的中0円-20,470,000円
第12レース20,480,000円不的中0円-40,950,000円

このパターンでは、一度も的中が出ていないので、とてつもなく大きなマイナス収支となってしまっています。

マーチンゲール法は、運が悪いとあっという間にマイナス収支が大きくなるのです、、、

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追い上げ戦略「モンテカルロ法」


モンテカルロ法とは、賭け金をある法則に基づいて決める戦略です。

具体的な手順としては、

① 「1,2,3」の数列を用意する
② 数列の両端の数字を足した金額を賭け金とする
③ 勝負に負けたら、数列の右端に賭け金を書き足す
④ 勝負に勝ったら、数列の数字を両端から2つ消す
⑤ 数字がなくなるか、数字が1つになったら終了

という流れです。

勝率が33%以上で、配当が3倍以上のギャンブルなら、高確率でプラス収支になる戦略です!

マーチンゲール法と比べて賭け金の増え方はゆっくりなので、長期戦になりやすいことが特徴です。

賭け金を計算


モンテカルロ法を競艇に当てはめて、具体的に賭け金を計算していきます!

まず、「1,2,3」の数列を用意して、「1=10,000円」で賭けるとすると、第1レースの賭け金は「(1+3)×10,000円=40,000円」となります。

第1レースが不的中だった場合、数列の右端に「4」を書き足すので、数列が「1,2,3,4」となります。

この数列をもとに、第2レースの賭け金を計算すると「(1+4)×10,000円=50,000円」となります。

ここで、第2レースがオッズ3倍で的中したとすると、払戻金は「50,000円×3=150,000円」となります。

舟券代の合計は「40,000円+50,000円=90,000円」なので、収支は「150,000円-90,000円=60,000円」となります。

また、的中したときは数列の数字を両端から2つ消すので、左端から「1,2」を消し、右端から「3,4」を消すことになります。

これで数列の数字がなくなったので、モンテカルロ法はプラス収支で終了したことになります。

モンテカルロ法を競艇で実際に使った際のシミュレーション


モンテカルロ法を競艇で実際に使った場合どうなるのかを、勝てるパターンと負けるパターンでシミュレーションしていきます!(勝てるパターンでの払戻金はオッズ3倍で計算しています。)

勝てるパターン


レース数列賭け金的中結果払戻金収支
第1レース1,2,340,000円不的中0円-40,000円
第2レース1,2,3,450,000円不的中0円-90,000円
第3レース1,2,3,4,560,000円不的中0円-150,000円
第4レース1,2,3,4,5,670,000円的中210,000円-10,000円
第5レース3,470,000円不的中0円-80,000円
第6レース3,4,7100,000円不的中0円-180,000円
第7レース3,4,7,10130,000円不的中0円-310,000円
第8レース3,4,7,10,13160,000円不的中0円-470,000円
第9レース3,4,7,10,13,16190,000円的中570,000円-90,000円
第10レース7,10170,000円不的中0円-260,000円
第11レース7,10,17240,000円不的中0円-500,000円
第12レース7,10,17,24310,000円的中930,000円+120,000円

このパターンでは、第12レースが終了した時点で数字がなくなり、最終的にはプラス収支になっています。

ですが、30万円以上を賭けたにもかかわらず、トータルの収支はたったの120,000円です。

しかも、もし第12レースが不的中だった場合、80万円以上のマイナス収支になってしまっています、、、

マーチンゲール法ほどではないですが、あまりリスクとリターンが見合っていないように感じます。

負けるパターン


レース数列賭け金的中結果払戻金収支
第1レース1,2,340,000円不的中0円-40,000円
第2レース1,2,3,450,000円不的中0円-90,000円
第3レース1,2,3,4,560,000円不的中0円-150,000円
第4レース1,2,3,4,5,670,000円不的中0円-220,000円
第5レース1,2,3,4,5,6,780,000円的中240,000円-60,000円
第6レース3,4,580,000円不的中0円-140,000円
第7レース3,4,5,8110,000円不的中0円-250,000円
第8レース3,4,5,8,11140,000円不的中0円-390,000円
第9レース3,4,5,8,11,14170,000円不的中0円-560,000円
第10レース3,4,5,8,11,14,17200,000円的中600,000円-160,000円
第11レース5,8,11160,000円不的中0円-320,000円
第12レース5,8,11,16210,000円不的中0円-530,000円

このパターンでは、第12レースが終わっても数字がなくならなかったので、翌日もモンテカルロ法を継続しなければいけません。

続けて、翌日のレースで賭け金がどうなるのかもシミュレーションしていきます。

レース数列賭け金的中結果払戻金収支
第1レース5,8,11,16,21260,000円不的中0円-790,000円
第2レース5,8,11,16,21,26310,000円不的中0円-1,100,000円
第3レース5,8,11,16,21,26,31360,000円不的中0円-1,460,000円

このように、モンテカルロ法は長期戦になればなるほど賭け金が大きくなっていきます。

しかも、マーチンゲール法ほど賭け金を大きくしているわけではないので、プラス収支を出すためには短いスパンで的中を何度か出さなければ、マイナス収支が膨らんでいく一方です、、、

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追い上げ戦略は競艇では通用しない


ここまでのシミュレーションで、競艇において追い上げ戦略がいかにハイリスクローリターンな戦略か分かっていただけたかと思います。

それに、競艇でのオッズは買い目ごとの売上によって計算されています。

なので、1つの買い目の賭け金が大きくなればなるほど、その買い目のオッズは下がるのです。

つまり、追い上げをすればするほど配当が安くなってしまうということです!

配当が変わらないことを前提としている追い上げ戦略は、オッズの仕組み上、そもそも競艇とは相性が悪いのです。

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まとめ:競艇で稼ぐなら賭け金の戦略よりも予想の質


ここまでの内容を一言でまとめると、

競艇において追い上げで稼ぐのは困難

これに尽きます!

そもそも、競艇で稼ぐ上で賭け金の戦略を考えること自体おすすめしません。

それよりも、出場選手やモーター、レースなどの分析を行って、自らの予想の質向上させることの方がよほど重要です。

ですが、分析を行っても予想が上手くいかなかったり、どうしても自分の予想に自信が持てないこともあるでしょう。

そういった場合は、競艇予想サイトを使いましょう!

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