【競艇選手の体重】軽い選手と重い選手の有利不利はどう決まる?
目次
今回は、「競艇選手の体重は予想に使えるの?」と気になっている人に向けて、選手の体重を予想に活かす方法を紹介していきます!
ですが、選手の強さを判断する際は選手の勝率を判断材料として使い、体重はあくまで補助的な判断材料として考えておくのがおすすめです。
この部分についても詳しく解説していくので、是非最後までご覧いただければと思います!
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競艇における体重のルール
競艇には、「最低体重」というルールがあります!
つまり、「最低でも選手の体重は~kg以上でなければならない」というルールですね。
現在の最低体重のルールは以下の通りです。
・男子選手:52kg
・女子選手:47kg
このルールは、選手の健康を守るために作られたルールです。
競艇では、体重が軽い方が活躍しやすいため選手が減量をすることがあります。
ですが、昔は減量のやりすぎで体調不良になってしまう選手が後を絶たなかったそうです。
そういった理由から、最低体重のルールを設けて無理な減量をできないようにしたというわけですね。
最低体重より重い分には問題なし

競艇では、選手の体重が最低体重より重かったとしても何のペナルティもありません。
そうはいっても、競艇では体重が軽い方が活躍しやすいため、一流選手はいつも最低体重に近い体重をキープしています。
例えば、競艇界のスーパースターである「峰竜太」選手は身長が173cmもあるにもかかわらず、体重は51kgしかありません。
身長173cmの人の標準体重は約65kgなので、「峰竜太」選手は標準体重より14kgも減量していることになります。
レースで勝つための体重調整がどれほど過酷なのかが分かる情報ですよね、、、
ですが、少し違和感を感じませんか?「あれ?男子選手の最低体重が52kgなら、何で峰選手の体重は51kgなんだ?」と思いませんでしたか?
安心してください。最低体重を下回っていても、その選手が特別有利にならないよう調整ルールが設けられているのです!
最低体重より軽い場合はおもりを付ける

競艇では、選手の体重が最低体重より軽い場合はおもりを付けなければなりません。
そうでなければ、体重が軽い選手の方が有利になりすぎてしまいますからね。
選手がおもりを付ける際は、「オレンジベスト」というベストを着用します。
ベスト自体が0.5kgの重さで、ポケットに0.5㎏ずつおもりを足していって、最低体重に合わせる仕組みです。
選手がどれだけの重さのおもりを付けているかは、直前情報の調整重量に記載されています!
体重によるレースへの影響は?
競艇では、選手の体重によってスピードの出しやすさやターンのしやすさが変わってきます!
選手の体重ごとの特徴はこちらです。
体重 | スピード | ターン |
重い | 出しにくい | 流れにくい |
軽い | 出しやすい | 流れやすい |
上の表から、体重が軽い選手はスピードを出しやすい代わりに、ターンが流れやすくなっていることが分かります。
逆に、体重が重い選手はスピードを出しにくい代わりに、ターンが流れにくくなっています。
つまり、体重が重い選手にもメリットがあり、体重が軽い選手にもデメリットがあるということです!
一概に体重が軽ければ万事OKというわけではないんですよね。
ここからは体重ごとのメリット・デメリットと、結局どちらが活躍しやすいのかを解説していきます!
体重が重い選手のメリット・デメリット
体重が重い選手のメリットは、ターンが安定しやすいことです。
艇が水面と接している面積が大きいため、水の抵抗が増えてかかりが良くなるわけです!
そのため、水面が荒れていても小回りなターンを決めることができます。
その代わり、体重が重い選手には艇のスピードを出しにくいというデメリットがあります。
水の抵抗が大きいので、加速しづらくなるというわけです。
体重が軽い選手のメリット・デメリット
体重が軽い選手のメリットは、艇のスピードを出しやすいことです。
艇が水面と接している面積が小さいため、水の抵抗が減って加速しやすいわけです!
そのため、直線のスタートやバックストレッチでは圧倒的に有利です。
その代わり、体重の軽い選手にはターンが不安定になりやすいというデメリットがあります。
水の抵抗が小さいので、ターンが外側に流されやすくなるというわけです。
競艇では体重が軽い選手の方が活躍しやすい
結局のところ、やはり競艇では体重が軽い選手の方が活躍しやすいです。
スタートで先行できれば、第1ターンマークを先マイして1着をとれるからです。
また、ターンが多少流れてしまっても、大体はバックストレッチで逆転できます。
実際に、A1級選手の体重は52kg~54kgであることが非常に多いです。
最低体重の近くまで体重管理をしている選手は、レースに勝つための意識が高い選手と言えますね!
競艇における体重と勝率の意外な関係性
ここまで、競艇では体重の軽い選手の方が活躍しやすいと解説しました。
ですが、レースを予想する際はあまり体重を気にする必要はないと私は考えています。
なぜなら、競艇選手の体重は勝率に反映されているからです。
例えば、選手1・選手2・選手3のデータが下の表のようになっていたとします。
選手名 | 勝率 | 体重 | 調整重量 |
選手1 | 5.00 | 51.5kg | 0.5kg |
選手2 | 5.00 | 52kg | 0kg |
選手3 | 5.00 | 53kg | 0kg |
表では、選手3は選手2より体重が重いですが、選手の強さは同じだと考えていいでしょう。
選手3は、体重が重いというハンデを背負っていても、勝率5.00を出せる選手だからです。
また、選手1も他の2人と同じ勝率5.00を出せる選手のため、強さも他の2人と同じだと考えていいでしょう。
結局のところ、選手の強さは体重も含めて勝率に反映されています。
極端な話、体重が70kgオーバーだとしても、勝率が9.00ならその選手は強いということになりますね!w
なので、選手の強さを判断する際は、勝率を主な判断材料として、体重はあくまで補助的な判断材料として考えておくのがおすすめです。
「勝率は低いけど、体重は軽いから期待できそう!」というのは見当違いな考え方なので、お気を付けください!
競艇選手の体重を予想に活かす方法
ここまで何度も言っている通り、選手の強さを判断する際は、勝率を主な判断材料として、体重はあくまで補助的な判断材料として考えておくのがおすすめです。
その上で、選手の勝率が同じくらいのときに、体重を予想に活かす方法を解説していきます!
・海水の競艇場では体重が重い方が有利
・淡水の競艇場では体重が軽い方が有利
・汽水の競艇場では体重による優劣はあまりない
体重を予想に活かすには、競艇場の水質がカギになってきます。
なので、ここからは水質ごとの特徴を解説していきます!
海水の競艇場では体重が重い方が有利

まず、海水の競艇場では体重が重い方が有利です。
海水は浮力が大きいため艇が浮きやすく、淡水の競艇場よりも水の抵抗が小さくなります。
そうなると、体重が軽い選手は普段よりもターンが外側に流れやすくなってしまいます。
その上、海水の競艇場では水面が波や潮の影響で荒れやすいのです。
なので、ターンが安定しやすい体重が重い選手の方が有利になるというわけです!
・ボートレース平和島
・ボートレース常滑
・ボートレース児島
・ボートレース下関
・ボートレース宮島
・ボートレース徳山
・ボートレース丸亀
・ボートレース鳴門
・ボートレース若松
・ボートレース大村
淡水の競艇場では体重が軽い方が有利

次に、淡水の競艇場では体重が軽い方が有利です。
淡水は浮力が小さいため艇が浮きにくく、海水の競艇場よりも水の抵抗が大きくなります。
そうなると、体重が重い選手は普段よりもスピードが出にくくなってしまいます。
体重差によるスピードの差が大きくなるため、体重が軽い選手の方が有利になるというわけです!
また、最低体重が男子選手より軽い女子選手も、淡水の競艇場で活躍しやすいです。
・ボートレース多摩川
・ボートレース戸田
・ボートレース桐生
・ボートレース尼崎
・ボートレース住之江
・ボートレースんびわこ
・ボートレース三国
・ボートレース芦屋
・ボートレース唐津
汽水の競艇場では体重による有利・不利はあまりない

最後に、汽水の競艇場では体重による有利・不利はあまりないです。
汽水とは、海水と淡水が入り混じった水質のことです。
水面の特徴も海水と淡水の中間になるので、体重差による有利・不利はほとんどなくなります。
ですが、汽水の競艇場は、競艇場ごとに塩分濃度が違っています。
そうなると、水面の特徴もまた変わってくるので、競艇場ごとに特徴を覚えておくことがおすすめです。
・ボートレース江戸川
・ボートレース津
・ボートレース蒲郡
・ボートレース浜名湖
・ボートレース福岡
まとめ:競艇選手の体重を予想に活かすためのポイント
競艇選手の体重を予想に活かすためのポイントについてまとめていきます!
- 最低体重は男子選手が52kg、女子選手が47kg
- 体重が重いとターンが安定しやすい
- 体重が軽いとスピードを出しやすい
- 体重はあくまで補助的な判断材料
- 体重が違っても勝率が同じなら実力は同じ
以上になります!
選手の強さを判断する際は、勝率を主な判断材料にして、体重は補助的な判断材料として考えることが重要です。
その上で、「海水なら体重が重い選手」、「淡水なら体重が軽い選手」に注目して予想を立てることで、的中率を上げる可能性が高まります!
ですが、選手の調子も日によって良し悪しが変わってくるので、体重や水質だけでなく、スタート展示や周回展示から普段通りの走りができているかどうかをチェックすることも大切です。
スタート展示や周回展示について詳しく知りたい場合は、こちらの記事から確認できます!
➡ 「【重要度大!】スタート展示って?競艇予想に活かせるポイントを解説!」へ
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